10月1日、小田急相模原駅南口の路地にオープンした「中華そば安成」。
東海大相模通りのビックAのある角を左折した、
とんかつ「相模」の向かいにあります。
隣りには小田急相模原唯一の沖縄料理店「はなはな」があります。
10月に入ってラーメンを食べる機会が少なく(先週は一杯も食べられなかった)、
ちょっと出遅れてしまったところがありますが、
ようやく食べに行くことができました。
しかも、Mちゃんとのんちゃんも一緒です。
すっきりした外観にふさわしく、ラーメンは3種の醤油ラーメンのみという潔さ。
醤油その1が「本樽仕込みの生揚げ醤油」、
醤油その2が「広島牡蠣の甘口だし醤油」、
醤油その3が「伊勢の再仕込み醤油」と、
違う種類の醤油ラーメン3種類で勝負しようとするのが異色です。
これまたすっきりした店内はカウンター席の他、
4人がけのテーブル席もあって、のんちゃんも座ることができました。
その奥には製麺機が置かれています。
それにしてもどういうわけか、のんちゃんはとっても嬉しそうですね。
カウンターの中で働いているお二人に対してもずっとにこにこしていました。
Mちゃんが醤油その1を注文したので、私が醤油その2を注文。
どちらも穂先メンマがいい感じ。
こちらが醤油その2。
たしかにすこし甘みを感じるけど、くどさを感じるわけではなく、
牡蠣の旨みがしっかり感じられる素晴らしい一杯。
自家製麺の麺は全粒粉入りとのことですが、
ほどよい舌触りでスープを邪魔しません。
写真で見た時に「69っぽいなあ」と思ったのですが、
食べてみるとその印象はさらに強まりました。
ご主人は東京の某店で修業したとのことですが、
69は大好きだったとのことで、それっぽくなるのも無理はないかと。
でも、麺の印象はどちらかといえば飯田商店を彷彿とさせました。
こちらはMちゃんの頼んだ醤油1。
ちょっと食べさせてもらいました。
妙な日本語を駆使する某氏がレビューで「なんだかフツー」と切って捨てていましたが、
たしかに抜きん出たものはないにしろ、
これだけ雑味のない味を作るだけでも相当なもんだとは思わなかったのかなあ?
まだラーメンを食べることができないのんちゃんですが、
麺類は上手にすすります。
Mちゃんが一本だけあげてみたら、かわいらしくちゅるんとすすりました。
早く一緒に食べに行けるようになるといいな。
ここまで来たら醤油その3も食べるしかないなと思って注文。
こちらは見たまんま八王子ラーメンです。
味で麺は変えていることはないそうですが、
食べるとやっぱり八王子ラーメン。
しかし、ここまでブラッシュアップした八王子ラーメンは
現在、八王子でも食べることができないかも。
味的には醤油その2が私もMちゃんも気に入りましたが、
八王子ラーメンの新しい地平を示したという意味で、
この醤油その3が一番おすすめかも。
ここまで食べて、最低限の装飾にとどめた内装、
カウンター上も胡椒の瓶だけで、余計な調味料は一切置いていないことから、
このお店の目指しているものは「ミニマル」なんじゃないかと強く思いましたね。
「伊藤」のように具のないすっぴんのラーメンで勝負、
というところまで行き着かなくとも、
なにかを足すんじゃなくって、「引き算のラーメン」で勝負したいんだろうなと思いました。
カウンター上も胡椒の瓶だけで、余計な調味料は一切置いていないことから、
このお店の目指しているものは「ミニマル」なんじゃないかと強く思いましたね。
「伊藤」のように具のないすっぴんのラーメンで勝負、
というところまで行き着かなくとも、
なにかを足すんじゃなくって、「引き算のラーメン」で勝負したいんだろうなと思いました。
とはいえ、接客はそこまではストイックではなく、
のんちゃんを温かく迎え入れてくれたところが嬉しかったですね。
ただ、このラーメンを駅から少し離れた路地でやっていけるのかどうかはちょっと疑問。
少し前に東海大相模通りの「ちゃらんぽらん」が閉店してしまいましたが、
それよりも奥のお店がどれだけ支持を集めるか。
ひっそりでもいいから、なんとか息長くやっていってほしいものだと強く感じました。
のんちゃんを温かく迎え入れてくれたところが嬉しかったですね。
ただ、このラーメンを駅から少し離れた路地でやっていけるのかどうかはちょっと疑問。
少し前に東海大相模通りの「ちゃらんぽらん」が閉店してしまいましたが、
それよりも奥のお店がどれだけ支持を集めるか。
ひっそりでもいいから、なんとか息長くやっていってほしいものだと強く感じました。
「中華そば安成」
相模原市南区相南4-22-15 第三コーポ大弘102
11:30~14:00 17:00~20:00 不定休
相模原市南区相南4-22-15 第三コーポ大弘102
11:30~14:00 17:00~20:00 不定休
最後におまけ。
近所の公園で遊ぶのんちゃん。
お馬さんがいたく気に入ったようです。